なので毎日のようなものがある

金益見(きむいっきょん)のブログです

晴れ時々パパに甘えたい

うんこ漢字ドリル』を買って帰った父親に、

「お父さんのこういうとこホント嫌い!」

と小学生の娘が怒ったというエピソードが好きだ(息子なら大喜びしただろうに)。

 

電車で広告を見かける度、そのやりとりを思い出して、少し羨ましくなる。

 

私の父は、私が小学生の時に亡くなった。

父に溺愛されて育った私は、父にだけ強気な娘だった。

 

そんな私が、大人になってお墓参りに行くと、心のなかで結構優しく話かけてしまう。

 

本当は悪態をついたりしたいのに。

彼氏とか紹介してヤキモキさせたいのに。

べろべろに甘えても受け入れられることを何度も確認したいのに。

 

あの世にいるひとにはそこまで甘えられないんだよなー。

少し取り繕った、いい報告ばかりしてしまうんだよなー。

 

これは多分、この世からあの世までの距離だ。

実際の距離ではなく、心が作り出す距離だ。

 

心の中でならこの世とあの世はつながっているけど、その距離感は人それぞれで、私は死者には少し遠慮があるのだ。

 

 でも父にはやっぱりまだまだ甘えたい。

だから、今度お墓に行った時には暮石にデローンともたれかかったりしてみよう。

 

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