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いつか、またどこかで会おうよ

こんにちは、金益見(きむいっきょん)です。

美女と野獣の素晴らしかったところ

実写版「美女と野獣」、いい映画だった。

www.disney.co.jp


派手さや美しさに着目するのもいいけど、色んな視点で観ると、沢山の発見がある映画だった。

 

以下、私が思う!美女と野獣の素晴らしかったところ!

 


◇最初のシーンで王子が思う「美しいひとたち」に有色人種が多数含まれてたところ

人類はちゃんと成長してると思った。
ここで一番泣いた。


◇ベルが城でほとんど笑わなかったところ

「Be Our Guest!」と、ルミエールをはじめとした食器類にどれだけ素敵なもてなしを受けても、微笑で返してたベル。
実写版のベルは、理不尽に拘束されていることへの疑問を持ち続け、その原因を自分の力で探ろうと懸命だった。
「わあ!なんて素敵!うふふふ!」な感じで演じなかった、さすがのエマワトソン!


ゲイや、女装に目覚める男性が普通に出てきたところ

ガストンへの憧れが恋心になっていた舎弟のル・フゥ、三銃士と呼ばれた村人のひとりがドレスに着替えさせられてうっとりするシーンが普通に出てきたところがすごくいいなと思った。
ディズニーは、沢山の子どもが心が柔らかい時に触れるメディアなので、余計いいなと。
最後の舞踏会で、ベルより王子の方が着飾ってるのもいいなと。
ひらひらした服を着たい男の子もいいね!好きなものを好きでいいね!とディズニーが応援してくれたような気持ちになった。


待つ側の気持ちを男性も味わっていたところ

お城に閉じ込められて…眠らされて…無理やり家事労働させられて…かつてのプリンセスたちは、自分ではどうにもならない状況のなか、王子さまの登場を待ち続けた。
美女と野獣」では、このまま一生元の姿に戻れないかもしれないという恐怖を抱えながら、王子はベルが戻ってくるのを待っていた。
待つ方も辛いよね。
王子、よく頑張った。


ベルがドレスを脱ぎ捨て、馬に乗るところ

ミニスカ&パンチラでもなく、ドレスのままでもなく、かといって男っぽい服装をあえてするわけでもなく、動きやすさを最優先でドレスを脱ぎ捨てたベル。
ペチコートみたいな格好で馬に飛び乗る颯爽とした姿がカッコよかった。


戦うことが目的になってなかったところ

なんやかんや理由をつけて、8割戦闘シーンみたいな映画はもうウンザリだ。
守るとか、自衛とか、わかりやすい理由をつけて、結局は戦いたいだけのひとがいる。
ベルも王子も戦うために戦っていたわけではなかった。
ガストンが主役だったら、きっとそれ系の映画になってたんじゃないだろうか。


自分の大切なものは自分で守るところ

別にヒーローがヒロインを救わなくてもいい。
逆にヒロインもヒーローに救ってもらわなくてもいい。
ベルは自分で、自分の父親を助けに行った。
王子は、自分自身の内側とずっと戦ってた。

 

 

例えば『百年の愚行』のような本を読むと、ひょっとして人類はほんまにどうしようもないんじゃないかと思うこともある。


www.thinktheearth.net

 

  けど、この世をちょっとでもマシな世にしようと奮闘している大人の本気に触れると希望が生まれる。

 

美女と野獣」を観て、(また)希望が生まれた。

かっこいい大人のかっこいい仕事に触れると、勇気が出る。

 

Bill Condon監督ありがとう。

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