いつか、またどこかで会おうよ

こんにちは、金益見(きむいっきょん)です。

泣くこと

泣いた。

 

泣けた。
じゃなくて、泣いてもた。

 

色んなことが重なって、情けないやら悔しいやらの気持ちでいっぱいになって、駅に向かう道で泣いてしまった。

 

友達と会う直前だったのに、お化粧もとれてしまって、最悪なタイミングで、だけどどうにも涙が止まらなくて、泣きながら早足で歩いた(時間がギリギリだったので、立ち止まって泣く暇がなかった)。

 

泣いてるところを人に見られると、それが時にメッセージになってしまうことがある。

 

高校時代に、あまりにも悔しいことがあって、泣きながら帰ってたら、先生とバッタリ会うという出来事があった。

その日から、その先生に気にかけられるようになって、なんだかなあと思っていた。

泣きながら走る帰り道が〝青春メッセージ〟みたいになってる気がして、嫌だったのだ。

涙みたいなわかりやすいものを流しながら走っていたからって、誤解しないでほしいと当時の私は思っていた(生意気)。

 

昔付き合っていた男の子が泣いた時(原因は忘れた)、最初はなぐさめていたのだけど、だんだん眠くなってきて、思わず寝てしまったことがある。

するとその後彼はすぐに泣き止んだらしく、私を起こして、

「俺、いっきょんに見られてなかったら涙一瞬でとまったわー」

と恥ずかしがっていた(正直でいいなあと思った)。

 

 で、話を現在に戻すと、友達は会った瞬間、
「お化粧薄いのもイケてる!」
と褒めてくれた(目も腫れ、顔も浮いてたので、さりげなくフォローしてくれたんだと思う)。

 

その後、長くなりそうだったので、泣いてた理由は言わずに
「もう大人やのに、道で泣いてもうたわーカッコ悪いわー」
と言うと、友達は唐突に『水色時代』のやぶうち優さんが未だにマンガを描き続けていることを教えてくれた。

 

それだけでも、随分心が立ち上がる話なんだけど、続けてやぶうち優さんのマンガで読んだエピソードを話してくれた。

 

辛いことがあって、大切にしていたことを投げ出そうとしていた子に、主人公が「投げ出す前に、泣いてみたら?」と言ったという。
泣くのを我慢してたらちゃんと悲しめないから、ひとまず泣いて、悲しいって気持ちをちゃんと感じてから、投げ出すかどうかをその後決めたら?という話。

 

泣いたら、情けないのが余計情けなくなって、自分のことをヘボいなあと思ってしまうし、人に見られたら何かのアピールやメッセージになってしまう可能性があるし、あんまりいいことはないと思っていた。

 

でも泣くことで、逆に冷静になれたり、一呼吸置いて考えられるきっかけになることもあるんだって、友達とやぶうち優さんに教えてもらった。

 

それに涙を流すというのは、身体が持ってる機能のひとつでもあるんだ。

 

そう考えると、出てきた涙くらいは流してもいいのかもしれないと、ちょっと思った。

仕事中は除いて(講義中泣いたら笑われますがな)。

 

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【おまけ】

その後、友達は一粒一粒が人生の暗喩のようなチョコレートをくれたのだった。

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