読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いつか、またどこかで会おうよ

こんにちは、金益見(きむいっきょん)です。

『サスペンス&ホラー』

小学生の頃、『サスペンス&ホラー』というマンガ雑誌を愛読していた。

 

犬木加奈子さんが描くギョロンとした目の女の子が表紙で、撲殺できそうな太さで、触るだけで呪われそうで、部屋の隅に置いていると、妹たちはその辺りを避けて通るという存在感のマンガ雑誌だった。

 

f:id:ikkyongold:20170212155625j:image

 

個人的には、関よしみさんや、井口かのんさんといった、少女マンガ的な細い線で描かれる人間の狂気みたいな作品が好きだった(幽霊系は苦手)。

 

読む順番も決めていた。

 

川口まどかさんの「死と彼女とぼく」を最後に読むのが、ホラーの闇に沈んだ自分の気持ちを救い出す方法で、そこには夜のトイレにひとりで行けない小4なりの工夫があった(ちなみに川口まどかさんの『やさしい悪魔』は今までもこれからも一番好きな漫画です)。

 

いい雑誌だった。

『サスペンス&ホラー』には、怖いだけじゃなく、色んな気持ちを教えてもらった。

 

例えば、谷間夢路さんの作品には「よくわからないエロい気持ち」を教えてもらった。

 

f:id:ikkyongold:20170212155641j:image
(この画像にたいして、「言ってるヤツにも『どうしたの!?』っていいたい」って突っ込んでるひとがいた)(笑)

 

有田景さんには、オシャレな一重の男の子にノックアウトされてしまうという(それが後のオザケンラブにつながる)好みの下地を作ってもらった。
「ひやむぎ」をモチーフにした作品の、クールな線とレトロ感に魅了された夏のひんやりとした午後を今でも覚えている。

 

そして、御茶漬海苔さん。
なんとも言えない狂気をサラサラと描く漫画家さんで(山本直樹さんをコンソメスープで割ってホラーのスパイスを足したような?)、私は御茶漬海苔さんの作品に、「思わず戦慄する」という気持ちを教えてもらった気がする。

 

ちなみに、御茶漬海苔さんの作品を元ネタにした怖い話がネットで出回っていた。
(以下、まとめサイトから引用)

 

学校から帰って台所で麦茶を飲んでいると床下の収納スペースに
死んだお母さんが押し込められているのに気がついた。

隣の部屋からお父さんが出てきた。

「由美?、お母さんは他に好きな人がいたんだ、
お前のことも捨てて出て行こうとしていたんだ、
だからけんかになってさっき殺してしまった。」

と泣き出した。

私はお父さんを警察に突き出すつもりはない。
このまま二人で暮らしていこうと思った。

着替えのため自分の部屋に行くとメモ帳の切れ端が落ちていた。

切れ端を繋げてみると

「由美、?逃げてお父さんは狂っている」

あなたなら、お父さんと、お母さん、どちらを信じますか?


【解説】
由美は多重人格。

そのため父親は由美の主人格であるかどうかを確認してから話しかけている。

お母さんと喧嘩し殺したのは由美の別人格でり、
メモは本来「お父さん逃げて由美?、は狂っている」となる。

 

解説が合ってるかどうかは置いといて、御茶漬海苔さんは、こういったなんともいえない怖さを描くのが本当に上手な漫画家さんなのだ。

 

で、『サスペンス&ホラー』のマンガ家さんが今どんな作品を描いているのか検索していたら、御茶漬海苔さんのことを書いてるブログでこんな文章を見つけた。

 

御茶漬海苔っていうホラー漫画家を知ってる人いますか?

小学校低学年の時、おばあちゃん家に何故か御茶漬海苔の漫画が置いてあって興味本位で読んでしまったんです。しかも北側の寒い部屋で。

なんか、もう、めちゃくちゃ怖くて、気持ち悪くて⋯(じゃあ何で読んだんだよ!)

ハラワタ出てきたり、アフリカ土産の民族人形が でっかいハサミで人殺したり、なんか体中にブツブツ丸いのが大量発生したり⋯
いや、マジで怖かった(இдஇ; )
今も作品書いてるのかな⋯??

今日 夕飯の唐揚げ作ってる時 急に思い出してしまって、思い出し笑いならぬ 思い出し怖い してました。

 

にしても今日の唐揚げメッチャ美味しく出来た!!今まで作った中で一番の唐揚げ!
しゃなママっていう人のレシピなんだけど、超絶美味しかったー♡♡ 


この文章、話の飛び方がなんか怖いって思ったのは、私だけですか?