いつか、またどこかで会おうよ

こんにちは、金益見(きむいっきょん)です。

地獄の帰り道

古本屋さんに行ったら、いい本をたくさん見つけたので、思いきって全部買った。

絶版になっていた本も多かったので、

「ここで買わないともう会えないかもしれない」

と思い、レジに持っていくと全部で30冊くらいあった。

袋を二重にしてもらって、なんとか持てる形に包んでもらった。

 

地獄の帰り道。

 

講義の後だったので、パソコンやら資料やら入った鞄も持っていて、荷物が重すぎて脱臼するかと思った。

 

なにか楽しいことを考えた方がいいと思い、

「今は大型犬を抱っこして歩いてます、私」

と思い込むことにした。

 

「ピース(以前一緒に暮らしていたラブラドール)がものすごく甘えてきて、散歩の帰りに〝僕もう歩きたくない!〟とアピールしてきて、仕方ないから抱っこして帰ることになったわ。あー大変大変」

と思いながら歩いた。

 

ひとまず、その妄想で駅までがんばれた。

 

最寄駅に着いてからは、「この重さ=知識の量」ってことを考えながら歩いた。

 

「今私が持っているこの大量の本のなかには先人の知識が詰まっていて、そりゃ重いに決まっとるがな!」

と思いながら歩いた。

 

今日買った本に書いてあることを読む。

すると書かれてあることが私のなかに入る。

それが心と頭の栄養になる。

 

すると、荷物が全部野菜や果物に思えてきて、本は全部長方形なのに、なんだか丸くてごろごろしたものを沢山抱えている気分になって面白くなった。

それでなんとか信号のところまでがんばれた。

 

あともう一息。

 

私はポータブルCDプレーヤーを取り出し(最近はCDそのものを聴きたくて、大きいプレーヤーを持ち歩いているのです)、音楽をかけた。

その時プレーヤーに入っていたのはaikoさんのアルバムだった。

 

一曲目が流れ出して、

「そうかー、aikoさんは飴ちゃんあったら嬉しいなって思って鞄を探ったら、なくしたと思ってた指輪が出てきてびっくりしたんやな。そりゃ大変やったわな、思い出に足をとられる瞬間やわな」

と思いながら歩いたらなんとか50mくらいがんばれた。

(その時の曲の歌詞はコチラ→http://www.uta-net.com/song/208003/

 

あと50m。

 

もうこうなったらアレしかない!と思い、早送りボタンを押した。

好きな曲を再生。

はちみつ100%の飴ちゃんを口に入れる。

そして、あの日のことを考えながら歩いた。

 

すると、重さも何もかも吹っ飛んで、あっという間に家に到着!

 

その時、「思い出」は強力な力を持っているもんだなーと改めて実感した。

 

思い出が、「今」をがんばれるパワーになることもあれば、思い出すことで過去に引きずられてしまって「今」を大切にできないこともある。

 

でもまあとりあえず、最後は「思い出」に頼って地獄の帰り道をなんとか乗り切れた!

お供してくれたピースの妄想、本の栄養、aikoさんの曲、素敵な思い出にかんしゃ。

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