なので毎日のようなものがある

金益見(きむいっきょん)のブログです

じゃがしやボケ

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松本大洋『Sunny』小学館(2012)より

 

まあまあサイテーな気分も、『Sunny』を読むとマシになる。

 

みんな最初は子どもなんやと。

 

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夏休みくんがやってくる。

もうすぐ、夏休みくんがやってくる。

夏休みくんと僕は、小学校からの友達だ。

 

大人になったら、多分連絡がとれなくなるだろうと思っていた。

 

どこかで偶然見かけても、もう自分には関係ないと思ってしまうのだろうと、勝手に想像していた。

 

ところがどっこい!

大人になった今も、毎年夏休みくんは遊びに来てくれる。

そして、力強く外に引っ張りだしてくれる。

 

夏休みくんと僕は、小学校からの友達だ。

 

昔は宿題やら感想文やらを一緒に連れてくるしょーもない奴だったけど、今年は沖縄や九州を連れてくるらしい。

夏休みくんも僕も大人になった。

大人の夏休みはとてつもない広がりがある。

 

夏休みくん、今年も素晴らしい日々を一緒に過ごそうな。

 

 

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 うめざわしゅん『『パンティ ストッキングのような空の下』(太田出版、2011)より

 

 

 

 

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黒沢かずこさんに賛美を!

ガキの使い」で、森三中の黒沢さんが七変化に挑む姿を観て、感動した。

 

愛がほとばしってた。

何もかもが全開で、ひたむきで、ラブレター6億通みたいな表現だった。

 

黒沢さんは、松本人志さんと結婚したくて、芸人を目指したそうだ。

ダウンタウンは、両親が共働きで一人で過ごしていた少女の頃の黒沢さんに、ずっと寄り添ってくれてたんだろう。

松本さんの存在は、人見知りで友人や恋人がうまく作れなかった黒沢さんのひかりだったんだろう。

 

松本さんはもう結婚してしまったので、黒沢さんの夢は叶わなかったかもしれないけど、松本さんの前で全力でネタを披露して、あれだけの笑いをとった黒沢さんは、もっとダイナミックでスケールの大きい夢を叶えた気がする。

だって、笑いの神様を笑わせたんだよ?黒沢さんすごいよ!!

 

黒沢さんのネタには松本さんの笑いのエッセンス(特に松本さんが性と哀しみを笑いに昇華させる時のエッセンス)がふんだんに織り込まれてて、それは、黒沢さんと松本さんの子どものようだった。

 

黒沢さんは七変化しながら、今まで妊娠してきた子どもを、その場でぽんぽん出産するみたいに表現してた。

 

松本さんは、黒沢さんのネタを見た後

「下品!」

と突っ込んでいた。

 

品やカッコつけた何かを突き破って生まれる生命力あふれる笑いを愛してる松本さんから言われる「下品!」は、「大好き!」や「すげー!」や「最高」と同義語だ。

 

ああー、すごいものを見てしまった!

こんな夢の叶え方があるんや!

 

女の姿のままで、笑いのプロフェッショナルの男たちをガッサガッサ投げ倒して、笑いをドッサリかっさらう。

愛し、尊敬する男と同志になって、この世がちょっとでもマシになる仕事に全力で取り組む。

 

誰ともうまくコミュニケーションがとれなくても、ひととうまくつながれなくても、自分が自分であることをやめずに、好きなものを愛し追いかけ続けた先にはこんな世界があるんだと思うと、勇気が出る。

 

黒沢さんに勇気をもらった。

いつかお会いすることがあれば、全力でお礼と賛美を伝えたい。

 

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「愛は技術」だから習得できます。

学生からあらゆる相談を受ける。

 

就職に関しては応援しかできないし、話を聞くことしかできない深刻な相談もあるけど、恋愛に関してはある程度のアドバイスができなくもない。

 

とエラソーに書きつつ、私は恋愛が上手なのかというと、ド下手だ(思い出を蹴り倒したいくらい、ありとあらゆる失敗をしてきた)。

 

だから、勉強したのだ。

本で!

(なんかちょっとカッコ悪い気もするけど!)

 

今日は女学院の前期最後の講義。

 

「ろくでもない男と、ろくでもない関係が続いてます。先生、私どうしたらいいですか?」

と相談してくれた学生2人(なんで同じ内容の相談が2人も!)にこの曲を送ります。

 

私が一番参考になった本から教えてもらったことを、私が一番どうしようもない片想いをしていた時に作った曲にのせてギフトだ!

 

www.youtube.com

 

 

 

 

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「丹後つながる大学」で特別講義やります

8月6日、丹後の廃校になった小学校が、一日だけの特別な大学に生まれ変わります。

その名も「丹後つながる大学」!

私が担当するのは3限(12時30分~)「大きく学ぶ学」です。

 

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受講生に向けて書いたメッセージは以下です。

小中高までの勉強は学習です。
学んで習うと書く学習は、その後に続く学問の扉を開くための装備のようなものです。
大学で行う勉強は学問。
それは、真理を求める行程であり、問いを探す旅でもあります。

大学は大きく学べる場所だと私は思っています。
広く深い学問の海に浸かったり潜ったり、時に船でもっと遠い場所に航海に出かけたり・・・
当日は、自身の大学時代をふりかえり、そこでどんな学びの航海があったのか、そんな冒険談をお話できたらと思います。

 

金益見「大きく学ぶ学」受講生へのメッセージより

 

参加費無料、事前申し込み不要なので、気が向けば是非。

卒業生とかね、おいでおいで。

 

なんせ、デートより講義をする方が好きなくらいなので、夏休みに講義をさせてもらえるのは嬉しい限りです。

ikkyon.hatenablog.com

 

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山本直樹さんつながりで後藤まりこさんのことを考えた

昨日のブログは、タイトルとブログの内容を一致させたくなかったので、適当に思いついたことを書いたのだけど(タイトルにマツコさんの名前を出すことでアクセス数が上がるようなウンザリを避けたかった)、最近はゼミ生もブログを見てくれているらしく(といっても、私の知る限り二人)(えっと、まりなちゃん元気か?)(こじはるくん、自転車乗っとるか?)、学生さんにオススメしたからにはちょっと詳細を書いとこかと思っての更新です。

 

昨日オススメした山本直樹さんは天才漫画家さんのひとりなのですが、読む作品によってはキツイものもあります(でも学生は体力があるので、強烈な作品もたまにはいいと思う)。

 

ちなみに最初に読むなら、この作品集↓がいいかも。 

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『明日また電話するよ』は著者自身がセレクトしたベストワークスです。

(私は短編集だと『テレビばかり見てると馬鹿になる』が好き)

 

表紙が夏だなあ。

いいなあ。

 

表紙の女の子が出てくる「泳ぐ」という短編は、蝉がみんみんしいて、まさに夏!なオススメです(かなりエロいけどな!)。

山本直樹さんが描く線は、ものすごく夏なんだなー。

 

ちなみに、この短編集の帯コメントは作家の西加奈子さん!

 

何度も読みました。

私の中の女が、

犯されたような気持ち。ズルい

 

西さんが山本直樹を何度も読んでる姿が全然想像できないんだけど、率直さと気遣いのバランスがとれた素敵なコメントだなあと思いました。

 

あと、私が個人的に山本直樹さんのベストワークスだと思うのは、解散したバンド「ミドリ」のDVDに描き下ろしたジャケットのイラスト(初回盤も通常盤もいい)!

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ところで、山本直樹さんのことを書いているうちに、「ミドリ」のボーカルだった後藤まりこさんを思い出したのだけど、後藤さんは元気なんやろか。

今、ジャケットの画像探すのに検索したら、山本直樹さんとコラボしてTシャツも作ってたみたい(欲しかったな)。

 

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突然、後藤まりこさんの話に飛んでしまうけれど、私は後藤さんにぐっとこなかったことが一度もないくらい、彼女の立ち振る舞いやシルエット、言葉、それらが放つ純度の高いひかりが好きだ。

後藤さんは、白い服が似合う。

 

ミドリ時代から「関西のいびつなジュディマリ」とか、YUKIさんのパクリとか言われてたけど(たしかに影響は受けたんだと思うけど)、たとえば下記の写真を発表したのは後藤さんの方が先だ。

 

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 後藤まりこさん

後藤まりこ新曲「まやく」お試し音源をYouTube公開 - 音楽ナタリー

 

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YUKIさん

YUKI、全国ホールツアー&東京ドーム公演プレパーティー決定 - News - OTOTOY

 

写真は当時の後藤さんのHPに載ってたんだけど(そのHPはもう残ってないので、日付がわかるリンクを一応貼った)その時は、後藤さんの後にYUKIさんが同じようなスタイルで撮った写真を発表してびっくりした。

 

でも調べてもないひとが印象だけでこんなんゆってる↓

後藤まりこが阪神の帽子に白い服きてたの、YUKIの真似だったのか(*'ω'*)かわいい |amickeeの投稿画像

 

パクったパクってないの真意はわからないし、YUKIさんも後藤さんも魅力的なミュージシャンなので「影響し合った」ってことなんだろう。

ずっと第一線で走り続けてるYUKIさんは凄いひとだなあと思うけど、力のあるひととないひとで、同じ行為が誤解されてしまうのは理不尽だなあと思う。

今回取り上げたのは一例だけど、後藤さんはとにかく沢山誤解されただろうし、大きな渦に抗うことに疲労困憊したんだと思う。

 

純度が高すぎて不器用な後藤さんが、この夏どこかでゲラゲラ笑ってくれてたらいいなぁ。

 

歌手でも作詞家でも作曲家でもなんでもいい。

私は人間としての後藤まりこさんがずっと大好きだ。

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ガクセーは、夏なら山本直樹を読めばいーよ

先日テレビの収録があり、マツコデラックスさんとお話した。

 

スタジオまで行けなかったので、電話出演したのだけど、そのことを友人の先生と話していた時にたまたま学生さんが聞いていた。

 

「マツコデラックスさんと話したなんて、先生すごいです!!」

とその学生さんに興奮気味に言われて、うーむ…と思った。

 

マツコデラックスさんはたしかにすごい方だけど、その人と話したって行為はそんなにすごくない。

たまたま取り上げられてたテーマに詳しかったので、コメントを求められただけだ。

 

たまに、芸能人や有名人に会ったことを自慢するひとがいるけど、ただ会っただけでは「見た」と同じだ。

そんなん、テレビ見たんと変わらん。

 

 

ちなみに、マツコさんとは主にセックスについて話した(私はセックスに詳しいわけではないが、話の流れでそうなった)。

なんの番組かは言わないよー。

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